ESCO事業について
ESCO事業とは?
Energy Service Companyの略で、燃焼バーナー、空調、照明などの各設備における省エネルギーの提案、
施設や設備の提供、維持・管理など包括的なサービスを行う事業のことです。
ESCO事業の活動は以下のようにして行います。
- 省エネ対策検討のための診断及びコンサルティングと省エネ提案
- 省エネ対策実行のための計画立案、設計施工、施工管理
- 導入後の省エネルギー効果の計測、検証
- 導入した設備やシステムの保守運転管理
- 事業資金の調達・ファイナンス(シェアードESCO)
- 省エネルギー効果の保証
- エネルギーの計測、検証に基づく改善提案
ESCO事業導入によるメリットには次のような事があります。
- 建物の省エネ診断によって、施設全体の設備、管理上の問題点改善のプログラムが提供されます。
- 設備の減損、陳腐化リスクをESCO業者に転嫁できます。
- 設備の修繕、担保責任をESCO事業者に転嫁できます。
- 毎年実証データが提供されます。
- NEDO等補助金の活用について、ESCO事業者に申請、アフターフォローを任せることができます。
- 条件によっては、省エネルギー事業によって生じた二酸化炭素削減量は国内クレジットとして、販売できる可能性があります。
ESCO事業のスキーム
■ ギャランティード型
省エネルギー設備はお客さまの物となり、ESCO事業者が保障する省エネ及び設備のメンテ等が可能 但し、省エネ設備導入による初期投資が必要となります。
■ シェアード型
ESCO事業者が保障する省エネ及び設備のメンテ等ができると同時に、 お客さまは、初期投資の低減ができ、金融上のリスクを伴いません。